死ぬからこそ意味がある祭り…伊勢神宮のお木曳き体験

お祭りの死者が訴訟だの言うけど馬鹿じゃないかと思う。
というのも本来お祭りは命がけで願掛けをするものが多い
その年の豊作や豊漁、天災が起きないことを
人々の力を合わせてお祭りすることで願っている。
そのときに死亡する可能性は十分考えられるし
そこまで本気でやる必要があるのだと思う。
実は伊勢神宮のお木曳きに参加したことがあるが


お木曳きでもやはりルールがある。
まずは神宮の内部に木材を運び込むのは伊勢の人
陸上を行く丘引きと、川の中を通る川引き
陸上だとスピードが出る上に転倒すると怪我をする。
川引きはコケも生えていたり深みがあったりする。
要するに危険が伴うのは十分承知の上での好意である
また、死者はもちろんけが人が出るとその木は奉納できない。
20年に一度の行事なのでそれほど話題にならないが
けが人も出るし、過去には死者も出ている。
機械を使えば簡単なことだが伊勢の人たちは
伊勢神宮への感謝の気持ちをこめて一生懸命に運ぶ。
しかし、最近はそれが商売になると考えたのか
伊勢に住む人以外にもお木曳きの参加をさせている。
正直な話、観光として遊びか記念程度で参加しているだろう
そういう人たちはツアー会社に守られており
危険がないということを前提としていたり
その祭り自体の意味や危険性を理解していないんだと思う。
お祭りの事故があると「時代に合わない」なんていうが
時代にあわないのではなく、理解できてない人間が
遊び半分や気軽に参加しすぎなのではないだろうか?
上げ馬の際に話題になったが「さほど練習もしない高校生が…」
といわれるが、実は自分の同級生も馬に乗った。
それこそ「来年は俺が乗る」としっかりと意識して
成功させるためにも練習を怠らず
なおかつ万が一のことを考えて「危険回避」の練習もする。
動物愛護団体やとりあえず資料だけ見てる連中が見てないとこで
それこそ寝る間も惜しんで練習しているのである。
祭りのときだけ車で来て、景色を楽しむように
とりあえず祭りに参加しておいて怪我をする。
そういう人間こそ社会に合ってないのではないかと思う。
「郷に入りては郷に従え」というが祭りには
それぞれのルールや風習があり、見よう見まねで参加すれば
怪我はもちろん文化の違いやタブーなどの問題で
何かとトラブルが発生することも考えられるのである。
ちなみに先のお木曳きにもタブーがある。
奉納する木には間違っても乗ってはいけないし
木をひっぱるための紐自体もまたいではいけない
必ずくぐるのが常識であり、破れば木が奉納できない。
観光客が木に登って撮影なんていうトラブルもあり
町の人の努力が一瞬にして水の泡と化した事件もある。
ただ騒ぐだけでなく、なぜその祭りが行われ
どういったルールがあるのかをしっかり理解し
その上で協力しあい危険から身を守るのが祭りではないだろうか?
海外に行くとその国の文化を気にするくせに
日本国内は全て同じという考えが間違っていると思う。
まあ
海外旅行でも文化の違いでトラブルを起こしやすいのが
日本人であると考えると仕方ないのかもしれないが…
タイトルに書いた「死ぬことに意味がある」は
言いすぎな部分があるかもしれないが
「死ぬ可能性もありつつ、危険を省みず参加する」
という姿勢があるからこそ、神様のご加護があるのではないか。
一昔前であれば人柱や生贄といった
本当に「人の命」を奉納していたわけだし…

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