マセラティ・クアトロポルテの底値と故障の話

新しい記事もありますのでよろしければどうぞ!
マセラティ・クアトロポルテの業者相場と底値の話 2013/7/6
http://sokonebuy.seesaa.net/article/368421531.html
マセラティ・クアトロポルテの中古・故障・オーディオの話をまとめて 2013/2/14
http://sokonebuy.seesaa.net/article/322496324.html
アクセス解析してたら、ちょっと不思議なことが。
というのも2008年の記事にアクセスが集中していたので
リンク元をたどって見たら「クアトロポルテ 底値」と「クアトロポルテ 最安値
みたいなワードが検索され、そこからのリンクでした。
確かに家の近所をよくクライスジーク辺りのマフラーにした
クアトロポルテが「コーーーーン」という甲高いけど回転あがってないから
独特のサウンドを奏でながら走っていきますし
麻布界隈の友人達も「フェラーリ減ってマセラティ増えたね、あのセダン」と言ってますし
何かと注目されてるんでしょうか?
まあそんなことで久々に金額の話でも書いてみましょう。


まず気になる金額ですが正直探せば200万円台も可能です。
ただし金額だけが全てという方向けなのとあるカラクリがあります。
まず200万円台及び300万円台の車は8万km~10万km越えです。
壊れなくなったのもあり、本当に走行距離がのびるようになりましたが
ある程度の距離になると輸出されてしまうという現状もあります。
日本の中古車は世界的に見て質が良く、なおかつ不況で安い!
最近は円高もあるので難しかったりもしますが10万kmが区切りで
一気に金額が下がってしまうのもありますのでやはり安いです。
また、7万kmを越えた辺りから色々と消耗品も増えては来ます。
きっちりとしたオーナーさんが乗ってきてるとまだ良いのですが
クラッチ交換の際にセンサーの交換ケチったり、ちょっとしたパッキンケチったり
そういう「節約」が後々大きな費用として返ってくるのはこの手の車の特徴。
ですから200万円台、300万円台はそれなりの覚悟が必要です。
ただ、本当に良くできており昔のように「車検で100万」なんてのは
クラッチ交換でもしない限りおこらなくなったのも事実です。
そしてもうひとつ、安値のカラクリですが
「クラッチ交換別」で購入時の見積もりに追加されたりします。
40~50万、内容次第で100万近くなったりする場合もありますが
大抵のオーナーさんは車検かクラッチ交換の時期に乗り換えられます。
となればお店が交換するか、次のオーナーが交換するか?ですよね。
お店は交換したはいいけどその分車両価格が上がってしまうとなれば
リスクを取るお店と取らないお店、お客さんの判断に任せるお店が出てきますので
いざ購入となると「クラッチ交換別」となっているわけです。
300万とか他より安いとホイホイ行ってしまうと見積もり見てびっくり…
って話もちょくちょく聞きますので事前の確認を!
あと、クラッチ交換はどこで行われているかが問題です。
というのも、コーンズ及びフェラーリ・マセラティジャパンは常々アップデートしており
前にも「マセラティのクラッチ、寿命が20%延びました」なんて案内があります。
これは正規品のパーツに、新しいシフトスケジュールのソフトを組み込むため
最新のテスター及び機械が揃っていないと意味がなかったりします。
「うちは正規パーツ取扱だ!テスターも正規品だ!」なんていいながら
ソフトウェアが古いとせっかくの新しいディスクも無駄になったりしますので
どんなお店で交換され、場合によってはその記録があるかも要チェックです。
ちなみに街の向上や中古屋さんでも最新のテスターを持っている場合もありますので
そういう部分はしっかり聞いてみることが大切だと思います。
正直、400万円台で5万km程度までが「安い車」のお勧めでしょう。
それ以上はギャンブルといいますか…自分の周りが買うというなら
1度は考え直せと説得し、それでも買うなら覚悟しろと脅すでしょう。
ただ、以前のお客さんで2002年式のクーペ・カンビオコルサオーナーさんがいらっしゃいまして
その方の車両は購入時点で4万km越え、現在5万km越えとなってますが
なんらトラブルは起こらず、オイル交換と洗車だけで楽しく乗っています。
海沿いに住まれているので、サビが出てきたりはしていますが…
ちなみに、万が一壊れるとしたら?って部分で気になるものとしては
エアコン及びオーディオ周りのスイッチ類や純正ナビゲーション
これは日本車だろうがイタリア車だろうが関係なく壊れますが
ナビは二世代前くらいのナビのため、故障した場合は内容次第でかなりお金がかかり
なおかつオンボードコンピューターも搭載のため、交換が容易ではありません。
現在は社外オーディオキットもありますが。
あとスイッチ類は動作が鈍い、反応しないってので数千円程度の修理
パワーウィンドウはそれほど壊れるのをみたことがありませんが
ドアの開閉時に空気を逃がすため少し下がるという動作をしなくなる車は多数
これはポルシェ996もそうなんですが、これが起きると基本は全交換。10万以上が必要です。
あと一番壊れて困ったのはパワーシート。
モーターだけとかスイッチだけなんて部品がないため
イタリア製の革をふんだんに使った電動シート、新品購入が基本です。
注文したことありませんが、片側で40万ほどだっけな?
しかも前後のスライドや座面の角度辺りが壊れるとどうしようもないので
泣く泣く40万円払うしかないって場合もあるようです。
周りの方曰く「イスは動かさない」か「定期的に動かして固着を防ぎ、電気を通す」そうな
中古屋時代にはお預かりした車両のイスを動かすのは万が一も考え「禁止」でしたし。。。
余談ですがカイエン・ターボはフル加速しただけで
ダイレクトイグニッションが8個中6個割れた経験がありますが
あれは本当に運が悪かったのでしょう。たぶん、3回くらい起きたけど。。。
とまあ、まとまりのない話ですが安い車は結構リスクが高い(当たり前)
買うなら5万kmくらいのそこそこの車両を買うか、いいのを買うか。
あと買うときにクラッチ交換済みか確認しないとわざわざ出向いてがっかりしたり
故障は少ないけど、壊れたら覚悟してくださいってことで。
ちなみに自分も最近はオーダーがない限り部品の情報を得ていませんので
もしかすると更に新しいパーツや、部品単価の変更が行われているかもしれません。
その辺りは実際に整備依頼をする予定のお店や正規代理店に確認してみるのが一番かと思います。
あ!最後に思い出しましたが
100~200万アップですが、車検を1回以上取るもしくは
2万km以上乗る予定でしたらAT(セミATでなく完全なAT)をお勧めします。
ATが出てしまった以上はセミATに対する風当たりが非常に強くなりましたし
買取時の金額もかなり間が開いています。
正直同じ金額でATだったら5万km、セミATだったら2万kmくらいの差がありますが
逆に言えば買取の際もそれくらいの差があるのを覚悟してください。
個人的にはカンビオコルサの方が楽しくて好きなんですけどね~
設計上の話ですが、セミATはトランスアクスル方式を採用しており
ミッションがリアデフ側に設置されているため重量バランスが良いのですが…
どこまで走るんだよっていうのもあり、たまに乗る自分と実際にオーナーになるのでは
やはり判断基準が変わってしまうことでしょう。

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